静かに生きたい。多次元の世界は「ここ」にあると気付いた日のこと。

 

 

「どうやって生きていこう?」ということをよく考えるようになった。けれど今日の昼下がり、庭の鶏達の陽を浴びてまどろむ姿を見て確かに思った、「ああ、静かに生きていきたい」と。

 

 

風の音が、砂の音が、なんでこんなに心地よいのだろう?

 

 

 

次元のことを勉強していると、この世の中には3次元より高い次元の世界が確かにあって、ではそれはどこにあること言うと3次元空間に「丸め込まれている」と言う説がある。確かにここには違う次元があると思った。

 

 

次元とは「情報量の違いだ」と言う。だとしたら、砂の1粒1粒、小枝のかけら、土の音のことを知っている鶏たちは、私よりもものを多く知っているし、確かに違う次元に生きていると言えるのではないか?

 

人間の触れる「情報」とはこうだ。LINEを開けば今世界で話題になっている事柄が出てくるし、Twitterを開けば次々と誰かの主張が出てくる。ものを多く知るとはこうした情報に多く触れることだと思っていた。世界の裏側で起こっている目に見えないことに想像力を働かせること。論理的に処理すること。それこそが情報社会における人間の正しい振る舞いだと思っていた。しかし情報とは危ういもので、それが本当か嘘か、信じるか信じないかは受け手、送り手に委ねられるところがある。たしかに、世界の裏側で起こっている事は情報でしか知り得ないのだけれど、「本当のこと」を知るには「情報」とは、多くのことを語っているようでその解像度はぐんと落ちているよな、と思っていた。

 

目に見えることは情報よりも「ほんとう」だ。

 

インターネットや言葉の伝える「情報」とは実は、目に見え手で触れられるモノである「実体」よりも情報量が“少ない”。

 

「実体」と「情報」との比較を、「アナログ」と「デジタル」の違いとして見てみる。

 

アナログの場合、0と1の間にある1/2も0.007も0.99999999999…..もすべて含む連続量を、わかりやすい別の連続量に置き換えて表現します。例えば、アナログ時計の場合、1秒も0.0005秒も10分も、動き続ける2つの針の角度で表現しています。

一方で、デジタルは、すべてのデータを0か1で処理します。よく「コンピュータは二進法を使ってデータを処理する」といわれますが、まさにそのとおりで、コンピュータでデータを処理する時にはすべて0か1、すなわち整数に置き換えています。これを量子化と呼びます。なので、デジタル時計は1秒以下の単位は通常表示されておらず、0.0から0.9秒までの間は表記が変わらないことがほとんどです。(ストップウォッチなど0.1秒以下の単位があるものは除きます。)

「デジタルに比べるとアナログの方が情報量が多い」といわれるのはこのためです。

 

アナログはこのような正弦波(sine wave)と呼ばれる滑らかな線。

一方で、デジタルはこのような矩形波(くけいは、Square wave)と呼ばれるカクカクとした線で表現されます。

今さら聞けない! デジタルとアナログの違いとは?より

 

今日鶏の動画を撮って思ったのは、次元の世界のように、情報量の多いものは目の前に、そして小さいものの中にあるのではないかと言うこと。大きな世界を本当の姿で知り得ない私たちは、繊細な情報が集められている目の前の「小さい世界」でさえ見過ごしてきているのではないか?と。

 

 

 

私には日頃、不思議でたまらないことが一つあって、それは街の中に飛んでいる小鳥たちはどこで死ぬのだろうということ。あれだけの数の鳥が世の中には飛んでいるのに、鳥の死体を見る事はほとんどない。彼らはどこで死んでいるんだろう?人間は夜になると家の中に入って布団の中で眠ることができるけど、鳥たちはどこで寝ているのだろう?大雨の夜、台風の夜、真冬の氷点下を超えるような夜、彼らはどこで眠っているのだろう?不思議でたまらない。

 

私には見えないものがいっぱいあって、見えない世界で生きているものがたくさんいる。この世には確かに多次元が存在している。それは宇宙の外側にあるのではなく、「ここ」に存在している。そのことが最近、なんとなく理解できるようになった。

 

 

 

 

見えない世界がある。あるいは見ようとして目を凝らせば見れる、新しい世界は。だから私は静かに生きたいと思った。鶏たちのような、言葉のない世界。砂の音がある世界。動物たちがしゃべらないのはそういう世界で生きているからだと思う。私たちは言葉を作り社会を作り、意図に溢れ設計に溢れた「脳化」されたこの社会で生きていて、だからたまに懐かしくなる。砂を踏む音とか、小石に落ちる木漏れ日。言葉のない世界に行きたいと私は思う。

 

 

そんなことをぼんやりと考えた土曜日の昼下り。

 

 

 

 

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