泣いちゃう

 

 

今年は大雨かぁ。猛暑、森林火災、干ばつ、に続いて今年はヨーロッパ各地で大雨。ドイツは「気候変動の影響を無視できなくなってきている。」と発表した。

 

 

こう毎年違う形で気候変動の症状が出ていることは、今度こそ世界が本気で取り組む推進力!ともなるので、“絶望的な現実”は、ある方向では“希望”。

 

でも、ふと、ニュースを見て、「死んじゃいたいな」なんて思ってしまう自分がいる。悲しくなって、さっきリビングでお父さんに意味もなく八つ当たりなんかして、お父さんは黙って2階に行っちゃった。私はソファに倒れて、夕飯のお蕎麦もお腹に入らず、YouTube見る元気すらなかったのでした。私はいちばん馬鹿です。今夜はブルー、、を通り越してる。でも気持ちの持って行き場がないんだー。

 

 

「気候変動」

「地球温暖化」

 

なんでそんなに思い詰めてるんだ?大袈裟では?って思うかもしれないけど、私は単に、普通に、怖い。

「クーラーがなきゃ生きていけないよ!」

「酷暑で養鶏場の鶏が大量死しました」

「激甚級の大雨、命を守る行動を」

耳をふさぎたくなる言葉が、現実が、ぜんぶぜんぶ普通に怖い。

 

 

怖い怖い怖い怖い。

そしてそれに対して何もできない自分が嫌い。こうやってブログやインスタで騒ぐくらいしかできない自分がきらい。だからいっそ地球から去りたい。そしたら「生きていたのに何もしなかったね」と責められることもない(だれに?)

なんて子どもじみた戯言は、冗談です。本心だけど。

 

 

 

 

 

 

地球が病気になってます
そのことが 辛いのです

でも それを表で言うと
なにか危険な人と思われそう

 

泣いちゃう「だってそうじゃん」

ちゃんとやれていないんだよなぁ 昔の人もこうだったのかな?

 

友よ 大人たちよ
子どもたちを置いて 逃げよう

アンドロメダ 暗黒星雲へ!
「いや、冗談です」と子どもらを なだめてます

 

ー小沢健二『泣いちゃう』より一部略

 

 

 

泣いちゃうな。ほんと。

だから「みんなも地球のために、何かできることをしてほしいな。」

とかムカつくことを言ってみる。嫌ですよね、そんなの聞くの。

でも、だって、もう逃げられないんだもんー。

「伝え方がどうのこうの」言ってる余裕がなくなった。

 

 

 

だって地球のこと、大切だし、この星に命があることはやっぱり、私は好きです。

 

 

 

 

 

画像:Instagram@cnnより

 

これらの地域では16日も激しい降雨が予想されている。自治体の幹部からは、気候変動の影響が指摘されている。

ノルトライン=ヴェストファーレン州のアルミン・ラシェット首相は、被災地を訪問し、地球温暖化による異常気象が原因だと述べた。

「このような事態に何度も見舞われていることからも、気候を守る政策を加速する必要がある(中略)気候変動はひとつの州に限定されるものではない」

BBC News Japanより

 

画像:Instagram@guardianより

アマゾンの熱帯雨林は、森林火災や干ばつなどから、排出するco2の量が、自身のco2吸収量を上回った。(要約)

 

 

 

できることはけっこうある。

 

 

再エネに切り替える(電話一本でできたりします:参考

石炭発電に投資していない銀行を選ぶ(特に3大メガバンク(三井・住友・みずほ)以外を選ぶ:参考

なるべく植物性食品を選ぶ(畜産に使われる穀物のために多くの森林が伐採されいる:参考

地産地消を心がける(輸送の際に多くのco2を排出している:参考

気候変動、環境問題対策に積極的な政治家を選ぶ:参考

 

 

 

………と思ったらふと、涙が出るような文章に出会った。

 

 

EARTHおじさんは宇宙から強烈な拳骨を喰らっても平気な顔をしてます。
⁡10万年消えないと言われている放射性物質も平気で浄化します。
⁡再生に3000年かかる森や山もEARTHおじさんからすれば10秒くらいの感覚です。
⁡5億年の間に五回も生命の総入れ替えをしたけど(4回は温暖化)結局新しい生命を生みだします。

 

地球を壊せるほどの武器を生み出したと言うけど、地球は壊れない。消えてなくなるのは人類。

⁡少なくとも人間の力ぐらいでは地球は壊せない、全てのことは人間に跳ね返ってくるだけ

 

ーInstagram@⁡fujiwarahironobuより中略

 

 

「ぜんぶ人間に跳ね返ってくるだけ」ということに勇気をもらえるほど無力で卑怯な私は、今夜はふてくされて、もう寝ます。別に泣いてはいない。

 

 

自分の心を見つめてみると、環境問題に対してはずーっと強い想いを抱いているんだけど、未だに形にする方法が分かってないね。否定されたり拒絶されたりすることに、間違えたことを言うことに、やっぱ恐怖がある。

 

 

【*必読*】地球温暖化に対して私たちができること。行動している人が必ずいる。

「エコ不安症」との付き合い方。希望に救われ、時に絶望にも救われるという話。

 

こういうのが正しいのか、意味があるのか、心の底では、ほんとは、わかってない自分がいる。でもやっぱ、地球が好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2件のコメント

こないだコメントさせていただいたものです。
今回も読ませていただきました。コメントするのが何日か遅れてしまいましたが。
Fukiさんがとても環境問題について真剣に考えている事、自然を愛している事、地球環境(特に海外も)異常が起きている事などが伝わりました。もしかして無力感か虚無感?みたいなのも少しだけ?抱いているのかなと読んでしまいました。

あと私事で恐縮です。地球環境ではないのですが、日々ニュースを見ると悲しく不条理な事件、事故ばかりでとても気持ちが下向きになり不安に囚われたりしていました。
Fukiさんみたいにうまく孤独に外の世界と距離を保ちたいです。それかノルウェイの森のワタナベ君みたいに

つーさんこんばんは。無力感や虚無感は少しばかりか、いつも感じていて、「自分は無力かも」と思うことに救われたりもしている弱い己です。日々のニュースに関してつーさんの感じている不安感は私も共感します。ノルウェイの森のワタナベくんは、内的な孤独、闇(直子)に引き込まれそうになるも、外的な闇(現実)と戦うミドリの、その生命力に満ちた孤独の在り方によって救われる、という話でもあると解釈していますが、私が在りたいのはミドリの方です。つまり本当は外の世界と距離など取りたくなくて、しかしたまに心が折れてしまいます。自分を保ちつつ世界と向き合うのは難しいことですよね。コメントありがとうございました、また来てください^ ^

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