とある土曜日の記録

 

 

★朝8時半起きる。ペットの世話をし、もう一度ベッドへ。Youtubeで宮本浩二カバーの『木綿のハンカチーフ』を聴く。そして寝落ちる。

 

★11時、再起床。

 

★本日こそは!と昨夜より計画していた寝室のたんすの整理を。あと溜まった洗濯。こうして計画していたことがすんなりできた日は大変めずらしい。

 

★お父さんはリビングで『水曜日のダウンタウン』の録画を、おばあちゃんは台所で韓ドラを見てる。妹は彼氏のもとへ。なんだかんだもう3時。畑に水をやる。

 

★台所にいるとおばあちゃんに興味もない韓ドラの登場人物の説明をされイライラしてしまう。おばあちゃんとは時間の体感も興味の範囲も違うのだから優しく対応しよう、と毎日誓うのだが今日もまたうまくできず。

 

★ふぅ。

 

★部屋に行き漫画の新話のコマ割りを進める。今回はペン入れの段階でストーリーの下らなさに気付いて全て投げ出したくなるようなことがないことを祈る。

 

★5時すぎ一階に降りてペットの世話。外はもう暗い。眠気。父たちは夕飯を食べるが私はそのままリビングのソファーで眠る。

 

★6時半アラームで起き、家庭教師のバイトへ。

 

★家庭教師先、この時間に家に親はいなくて子ども3人が待つ。小学2年生の男の子に算数を教えたいが5歳の妹がぐずって邪魔をするのではかどらず。3歳の弟が図書館の本のページを破り、妹がショックを受けてカーテンの中に引きこもる。妹が怒って「蝶の死体を持ってきてやる!」と絶叫する。笑う。

 

★8時半家に帰って軽い夕飯。昨日つくったじゃがいもとにんにくをオイルで焼いたやつと、豆乳を一杯。あと飲みかけの野菜ジュース。

 

★夜10時から漫画の続き。中川家やジャルジャルのコントなどを聴きながら絵を描く。

 

★夜2時就寝。

 

 

 

 

★これはとてもよい土曜日でした。

 

★土曜日といったらありきたりのよーな、中都市の住宅街の洗濯物がはためくような、気だるいようなこんな日が延々とくる気がするけど、2020年11月14日は地球上にもう二度と来ないと思うと鬱になる。時間というものが一回性ではなく、繰り返すものならいいのにな。

 

★私たちもだいたいおんなじことを繰り返してるんだから、時は繰り返すと思えばいい。生まれ死んで生まれ死んで。宇宙空間の中では地球に入ってくるエネルギーと地球が宇宙に放射するエネルギーは同じ。つまり地球はただ存在してるだけで、そこでは何も生み出さないし何も失われない。だから時間も本来「無くなる」ことはない、と思う。

 

★村上春樹『ノルウェイの森』でヒロイン直子が、「20歳なんて永遠に来なければいい。18歳の次は19歳になって、19歳の次はまた18歳になる。そしたらもっといろんなことが楽になるのに」、みたいなことを言っていたのを私はよく思い出します。

 

 

 

 

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