「しまるこブログ」のしまるこさんに会ってきたよ〜!

 

 

 

しまるこさんに会ってきたよ〜!

 

しまるこさんとは、以前私が紹介したブログの管理人さん。「しまるこブログ」といえば言わずと知れた、精神修行に身を捧げた男の赤裸々系・感性系・お笑い系の秀逸ブログであり、私はこれ以上に面白いブログを知らない。私は彼のブログの超ファンなのである。

 

しまるこブログに愛を捧ぐ

 

そんな彼が私のブログや漫画を読んでくれているから不思議なものだ。彼とはお互いのブログにコメントし合う関係が続いていたが、ちょっと前に私がしまるこさんへ向けたファンレターを記事にしたのをきっかけに、彼の方も私にファンレターを書いてくれた。

 

Fukiさんへのファンレター 1通目

 

 

うれしかった。間違いなく人生で受け取った最高のプレゼントの一つだった。会いに行ってお礼を言いたいと思った。でも、「本人に会いに行く」…?

とんでもない。勇気が出ない。なんてったってあの「しまるこブログ」である!彼は修行者であり、きらめく才能を持つ表現者である。しまるこさんのファンなんていっぱいいる。しまるこさんに会ってみたい人なんてたくさんいる。そんな中で私が会っていいのだろうか?会いに行って、彼の時間を割いていいのだろうか?という不安がずーっとあった。

 

勇気が出ない。…勇気?勇気を待っているのか?いつ出るんだそれは?まあ究極、会わなくたっていい。会わなければ伝えられないということも特にない。でも会わなかったら私は「あのとき勇気が出なくて会わなかった自分」を一生涯連れて行くだけである。それでは私が私にイライラする。えーーい、しゃらくせぇ!!!

 

で、ある夜、勢いに任せて彼のブログにこんなコメントを残した。

 

しまるこさんこんにちは!Fukiです。

突然なのですが再来週、静岡に行こうと思うのですが、しまるこさんのご都合がよろしい日があれば午後の時間に少しお会いしませんか?

 

するとすぐに返信をくれて、結局、10月6日の水曜日にお互いの中間地点である山梨県で会う約束となった。

 

 

実感がなかった。ぽかーーん、という感じ。約束はしたけれど、私の人生に「10/6(水)」が本当に訪れるのか謎だった。いや、そもそも返信をくれたのが本当の「しまるこさん」なのか?「しまるこさん」が本当にこの世に存在するのか?それも謎だった。それくらい彼と会うことに実感が湧かなかった。

 

 

はらはら…どきどき…

 

 

そんな私の心中もお構いなしに、地球は回り10/6(水)の朝は来た。朝起きて、歯を磨いて、電車に乗れば嘘のように待ち合わせの駅に近付いていった。

「冗談でしょ!?」

なんだか、騙されている気分だった。行きの電車に乗っている時もまだ私はしまるこさんに会う決意ができていなかったし、言ってしまえば会った瞬間にも会う決意はできていなかった(笑)もう最初の勇気など枯れ果てて、なすがまま、電車が進むまま、私の体は慣性に任せて待ち合わせの駅まで運ばれていった。

 

それでも私は道中、今から自分がしまるこさんに会いにいくのだという状況をとても誇らしく思った。だってあの「しまるこブログ」である…!松本駅前の交差点を自転車で走りながら、こうしてすれ違う人たちはだれも、私がしまるこさんに会いに行くことを知らないのだと思うと不思議だった。すれ違う人の中にはもしかしたらしまるこブログを読んでいる人がいるかもしれない。なのに誰も知らないのだ、私が今からしまるこさんに会いにいくということを!今からしまるこさんに会いに行くのは他の誰でもない私なのだ!それを誰も知らずにすれ違っているんだ…!すごいなぁ!!

 

 

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これはしまるこさんにも直接言ったことだけど、しまるこブログを読んでいて、しまるこさんに「会いましょう」なんて自分から言うのは相当な勇気のいることだ。しまるこブログを少しでも読んだことのある人には分かるだろう。彼には類い稀な感性、そしてそれを表現する力があるのだ。会った途端にこちらの全てを見透かされそうな恐怖を感じる。しまるこさんは前に、労働後の女性の股間には活性酸素が溜まっている、僕にはそれが分かる、という話をしていたが(笑)、彼にはそういう得体の知れないレンズがあるのだ。たとえば生理の日に会ったら一瞬で「あ、こいつ生理だな」とバレてしまうような危うさがある。冗談じゃなく誇張じゃなく。

 

 

とんでもない人に会いに行くな、とつくづく思った。

 

 

それでも私はそんな人に「会いましょう」と自分から言える勇気を持っている!自分で言うのもなんだけど、これは、高校時代に一年休学して一人でタイに行ったり就活を辞めてフリーターをやってヨーロッパに旅に出たりした、そういう人生の中でちょっとずつ培われた私の「勇気」だ。その勇気を使う。私はその勇気を、私のしたいことのために使える。そのことが何より私を支えている。誰にも奪い得ない自分自身への信頼感。私はそれを持っているのだ〜!

 

しまるこさんに会うまでの一週間、そう言い聞かせてやっと自分を鼓舞した。やっとやっと、めげそうになる心を立て直してきた。

 

 

…さて、みなさんに私のドキドキ感が伝わっただろうか?待ち合わせの駅に降りた時は本当に生きた心地がしなかった…!

 

 

 

ーーー

 

駅を降りるとしまるこさんが車の横に立って待っていた。

 

私は思わず「ああ、しまるこさんだぁ、本物だぁ」と言った。「しまるこさん」は実在した!

違う、ほんとは「ファンです。今日は遠くから来てくれてありがとうございました」と言うつもりでいた。でも本人を見てまず感激してしまった。

 

しまるこさんは「こんにちは」と言って…その後はなんて言ってたか忘れた(笑)車の助手席の扉を開けてくれて、「乗って」と促され、座るとシートベルトを手渡しで渡してくれた。「えっ?ああ、ありがとうございますっ!」そんなことをされたのは初めてだった。「ほぅ、これが静岡県民の作法かぁ」。私は、県境というものを重視していて、県が違えば文化も違うと固く信じている。あの動作がしまるこさん流なのか静岡流なのか分からなかったけど、とかく新鮮だった。

 

 

しまるこさんの車に乗って10分ほど離れた公園に向かった。車の中で何を話したかはあまり覚えていない。「ここまでどのくらいかかりましたか?」と聞かれて「3時間半です」と答えたら「え?3時間半!?」と驚かれた。「はい。ケチなんでぜんぶ鈍行電車で来ました」。後になって聞いたら「ここまで来るのに3時間半かかったというのが今日いちばんびっくりした」と言っていたので、そのあと一日の中でそれ以上の驚きを私は何も提供できなかったということになるのだが…(笑)

 

 

 

Fuki「しまるこさんの住んでいるところは近くに海がありますか?」

しまるこ「あるよ。家からすぐ近くの場所に」

Fuki「そうなんですか。私は長野県民なんで、海って人生で数えるくらいしか行ったことがなくて」

しまるこ「そうなんだ。俺の近くの海は、浅瀬から奥に行くと急に深くなるところがあって、そこで毎年必ず3人くらい子どもが死んでる。毎年毎年。あそこは危ないから死ぬぞ、って何回も何回も言ってもそれでも毎年必ず3人くらいは死ぬんだ」

Fuki「そ、そうなんですか。海って怖いですね」

 

 

 

私は背筋がヒヤッとした。危なかった〜!実は、最初私が静岡まで行くと考えていたあたりでは、「静岡。海があるか。会いに行ったら海に行くかなぁ。そしたらただ海を見て帰るってだけじゃしまるこさんは満足しないだろうから、砂浜で、『ちょっと足つけてきます!』って海に近づいて、『冷た〜い!』なんて言いながら、その勢いでジャブジャブと海ん中に入っていって服のまま胸のあたりまで浸かるっていうギャグをやろう」と考えていたのだ。結構真剣に。それほど、しまるこさんに会うには何か爪痕を残さねばと考えていた。ふぅ、苦労させられるだろう。なんてったってあのしまるこさんである!ただ、この時期にはクラゲがいるかということだけを心配していた。まあ結局山梨で会うことになったので杞憂だったが。

 

「あそこで毎年必ず3人くらい死ぬんだ」

ふむ。危うく4人目になるところだった。

 

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長野県民は海の加減を知らないのだ。

 

 

 

それにしてもしまるこさんが若々しくてびっくりした。しまるこさんは今年36歳だから私より9個も上で、私は「すっごくお兄さん」に会うような気持ちで来た。でも本人を見たら雰囲気とか肌ツヤの感じとかあまりにも若々しくて、20代の人と会っているんじゃないかと錯覚した。しまるこさんは食や運動について研究していて、「健康でいる方法」とか「肌を綺麗にする方法」とかを自身のブログで綴っているが、あれらはかなり信憑性のある記事だと見ていいと思う。本人がそれを証明している。

 

 

ーーー

 

公園に着いた。良い公園だった!(あ、写真一枚も撮ってない…)広いし、人も少ないし、天気は抜群。私たちは公園内を回りながら遊具を見たりした。

 

公園の広場には大きなコナラの木があって、その下に2階建ての小さなログハウスがあった。中には小さい男の子が2人とそのお母さんがいた。男の子が「僕らの秘密基地!すごいよ!2階もあるんだよ!」と言うので着いて行った。2階は物見台というか、テラスのようになっていて、しまるこさんは手すりから外を眺めていたんだけど、男の子がしまるこさんとこんな会話をしていた。

 

男の子「ねぇ、名前は?」

しまるこ「んー?しまるこ」

男の子「おい!しまるこ!」

しまるこ「…(無視)」

 

ウケた。ああすごい、ほんとに目の前にしまるこさんがいるんだぁと思った。男の子が「おい!しまるこ!」って言うから、急に現実を叩きつけられた。ああ、そうだ、私は今あのしまるこさんと会ってるんだ…!

 

 

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男の子も「おい!しまるこ!」と言うことなんて、人生で最初で最後のことだったろう…。

 

 

 

そのあとは公園の周りの「自然観察の森」と呼ばれる長い林道を歩いた。このとき私はまだ緊張していたから、その緊張を誤魔化すためにくだらないことをベラベラとしゃべってしまったと思う。

 

Fuki「玄米というのはほんとすごいですね!(しまるこさんは生玄米生活をしている。)私も半年くらい前から玄米に変えたんですけど、お通じが本当にすごいというか。長年悩んできた便秘が一瞬で解決しました。おばあちゃんも一回食べたらあっという間にお通じが改善して、『ほら!玄米すごいじゃん!』って言って。おばあちゃんもそれは認めた上で、でもやっぱり白米じゃないと食べたくないって言うんですよ」

しまるこ「そうだよね。高齢の人ほど案外玄米を嫌がるよね」

Fuki「なんででしょうね?貧乏くさい感じがするんでしょうかね?」

しまるこ「ボソボソしてるしね。味は悪くないと思うんだけど」

Fuki「ですよね。だから私は進んで食べてて、この前は県外にいる妹が松本に帰ってきた時に『玄米はすごい!ほんとにお通じがよくなるよ!』って言って食べさせたんです。それで翌朝『どうだった⁉︎』って聞いたら妹、『5回出た』って言うから、『…いやっ、それはわけが違うだろう(笑)!』ってツッコんでやったんですけど」

我ながら便、便、うるさいなぁと思った。憧れの人と初めて会って森の中を歩きながらする話じゃない。

Fuki「すいませんね、初っ端からこんな便の話ばかりして…」

ほんとにその通りだ。

Fuki「あのぅ、わたし緊張するとくだらないことをベラベラしゃべっちゃうんですけど、気にしないでくださいね」

 

 

こう書いていて思い返してみると、前半は自分が何を言ったか覚えているばかりでしまるこさんが何を言っていたのかの記憶がない。なんと情けない!それだけ緊張して余裕がなかったということだ。しょうがないのだ。だってあの「しまるこブログ」のしまるこさんである…!

 

 

Fuki「今日はしまるこさんとキャッチボールをするんで、練習してきたんですよ。でも一回自分のピッチングを動画で撮って、絶望しましたね。超下手くそな女子の投げ方そのものでした。自分がこれほどまでに運動ができない生物なのだと思い知らされて、本当に傷つきました」

しまるこ「そうなんだ」

Fuki「しまるこさんは運動神経は小さい頃からよかったんですか?」

しまるこ「いや、19歳のときから

(な・なんだそれは…)

Fuki「運動神経ってそんな途中から開花するもんじゃないと思いますけど」

しまるこ「運動ってのは人体の構造、メカニズム、力学的な力の作用をちゃんと学べば誰でも必ず正しい動きができるんだよ。俺はそれを19の時に学んだ。運動はセンスじゃない、知識があるかどうかだよ。それは武井壮も室伏浩二も言ってる」

Fuki「え?じゃあ運動オンチに女子が圧倒的に多いのは何でですか?女の子のアイドルたちがキャッチボールしてる動画を見ましたけど、誓って言いますけど、あんな投げ方する男子は世界のどこにもいないですよ。あの性差を見ると、運動神経は知識じゃなくてセンスというか、生まれ持った素質がものを言うような気がしますけど」

しまるこ「最初のイメージを引きずるのはよくないね。女子だって、勉強すれば誰だってそれなりに体を正しく動かせるようになるよ」

Fuki「そ、そうなんですか?」

 

 

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なんでか分からないけど印象的なシーンだった。

 

 

 

林道を抜け、公園の周りを結構歩いた。ぜんぶで5kmくらい?ベンチで少し休憩をして、ついにキャッチボールをすることになった。

 

しまるこ「ブログで記事にしたいからキャッチボールの動画撮っていい?」

Fuki「別に構いませんよ」

 

しまるこさんはベンチのテーブルの上に、石と水筒を使ってスマホをセッティングした。

 

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しまるこさんはさすがピッチングが上手だった。私と体格も体重もそんなに大きく変わらないのに、よくあれだけの速度の球を投げられるよなぁと思った。19歳のときに学びを得て開花しただけある。

対して私の方はヘッポコだった。投げるのはもちろん下手だけど、球をキャッチするのはもっと難しかった。ミットで受けてもその後ポロッと落としてしまう。もっと、「スパーーン!」と気持ちよくキャッチしたいのに。むむむ、くやしい。。それでも私があまり怖じけずにキャッチに挑むから、しまるこさんはどんどん球速を上げていった。

 

シュッ……スパーーーン!!

 

しまるこ「完全にバカ。どう考えても女の子に向かって投げる球速じゃないよね。これ読者の人が見たら『おいおいしまるこは何やってんだ!』って言うと思うよ」

Fuki「いいんす!これはちゃんと受けれない私が実力不足です。練習させてくださいっ…!」

 

 

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しまるこさんがちょっとコントロールを外すだけで私はボールが取れなくなって、よく後ろの茂みにボールが突っ込んで行った。

ボールは広場を抜け小道を抜け、段差になっている下の広場の茂みの中に落ちてしまったようだった。私は急いで下に降りて行って探した。

 

 

Fuki「どこだろ?落ちるとしたらこの辺のはずなんだけど」ガサゴソ

しまるこ「なに、なんの確証もないのに下降りたんだ」

Fuki「そうですよ」

しまるこ「自信満々で下に降りてったように見えたけど、ボール落ちるところを見てたわけじゃないんだね」

Fuki「…だってまず下に降りて探さないことには見つからないじゃないですか」

しまるこ「すごい。このシーン、想像していたのとおんなじだ。Fukiさんとキャッチボールして、ボールが茂みの中に入ってこうやって探してる光景を、なんとなく予想してたんだよね」

Fuki「そうですか…」

しまるこ「いやー、想像ではFukiさんが投げたボールだったんだけど」

Fuki「その予知夢みたいのは一体なんなんですか」

しまるこ「惜しかったなー、それ以外は予想通りだ」

 

 

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しまるこさんはいつも何かを霊視している。

 

 

ーーー

 

キャッチボールのあとは、テーブルベンチに座って休んだ。目の前には緑々した山並みが広がり、心地よい秋の風が吹いた。素晴らしい公園だと思った。

 

Fuki「こう、山梨の山並みを見ているとやっぱ『素晴らしいなぁ』って感激しますか?」

しまるこ「え?山?」

Fuki「はい。だってしまるこさんは静岡にいるからこういう山って滅多に見ないでしょう」

しまるこ「静岡にも山あるよ、富士山もあるし」

Fuki「あ…そっか。。なんか、海のあるところには山はないって勝手に思い込んでました。そうか、、しまるこさんところには海も山もあるのか…」

Fuki「しまるこさんは山と海とどっちが好きですか?」

しまるこ「えー、どっちだろう。あんま考えたことなかったな。うーん、山かなぁ」

Fuki「そうなんですね。静岡県民なのに…」(だから静岡にも山はあるって言ってただろ!)

しまるこ「でも木が生い茂って人間が入れないような森は嫌い。なんつーかなぁ、平地?たとえばあの山は見たところ道も平地もない、ただ木が密集してるだけの森だよね?あそこで暮らせって言われたらやだなぁ。ほら、山は最初から道や平らな場所があるわけじゃないでしょ?」

Fuki「そうですねぇ。獣道くらいなら自然とあると思いますけど、人間が簡単に通れるような道は人間が作らなきゃいけないですよね」

しまるこ「でしょ?だから俺は自然な森じゃなくて、ある程度人工的な森がいいんだ。人間が木を切って道を作って、平らな広場を作って、って適度に人の手で整備されている森じゃないと好きじゃない」

Fuki「あー…なるほど」

しまるこ「要するに、俺は森は好きだけど、人間用にカスタマイズされた森じゃないと愛せないんだ」

Fuki「そうですか」

しまるこ「それだけのことを言うためにずいぶん回りくどい言い方をしちゃったけど、そういうこと」

 

そういうことらしい。

 

 

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しまるこさんは印象的なセリフをよく言う。

 

 

Fuki「そういえば、しまるこさんがよく見てる動画ありますよね?なんだっけ、『ハース・ストーン』?あれは、なんで見てるんですか?」

 

これである↓

 

 

しまるこさんは前にブログで、YouTubeはほとんどこの人の動画しか見ないと言っていた。精神修行に邁進する彼がそんなに夢中になるなら、何か魅力があるに違いないが、私には何度見ても分からないので一度聞いて確かめておきたかった。

 

しまるこ「ああ、ヘンリーさんの動画?ハース・ストーンは俺自身も2年前くらいにやってて…」

(に、2年前…?)

しまるこ「あれはね、〇〇って言ってね、デッキに役が揃って、攻撃を仕掛けるその瞬間に脳内でドバドバと分泌されるんだよ。それがもう、たまらなく楽しいんだよ。」

Fuki「は?」

(は?としか言いようがなかった。)

しまるこ「だからね、おお!このタイミングでやっちゃう!?っていうね、絶妙な。カードが揃って、一気に役に成り上がって攻撃が決まったあの瞬間というか。⬜︎⬜︎が△△したときの爽快感というかね」(←わけわかんなすぎて詳細をほんとに覚えていない。のでテキトーに書いてます)

Fuki「はぁ、ぜんぜん分かんないですけど、、要するにしまるこさんはあれをまさか楽しくて見てるんですか!?」

しまるこ「そうだねー…というか、、〇〇(脳内物質だかなんだか)だね」

Fuki「すいませんぜんぜん分かんないんですけど、あのー、普通ゲーム実況って、そのゲームを自分でもやってて、だからこそ見てて勉強になったり共感できるから見るもんじゃないんですか?」

しまるこ「いや、俺も2年前までやってたよ」

Fuki「いや、だとしても今はあの動画をただ楽しむために見てるんですよね?たとえば、ぷよぷよフィーバーをやってない人がぷよぷよフィーバーの実況動画見てもあんま楽しくないと思うんですよ。だから、『見てて楽しい』って実況動画見てる人ってあんまいないんじゃないですか?まさかしまるこさんがあの動画を楽しくて見てるとは思いませんでした」

しまるこ「いや、そんなことはないよ。みんな実際見て楽しんでるよ。俺はドラゴンクエスト5は自分では買ってないんだけど、他の人がやってるのをもうぜんぶ見ちゃったよ(笑)」

Fuki「…いやー、正直、今日一日でいちばん『しまるこさんってすごいな』と思いましたよ」

しまるこ「だからね、要するに〇〇(その脳内物質だかなんだか)なんだよ。分かんないかなぁ、これ」

Fuki「分かりません」

しまるこ「分かんないか…」

 

 

 

 

 

分かんないか…」と言ったその瞬間だった。不意に、しまるこさんの素顔を見れた気がした。素顔というか、素、である。

 

私は前にマッチングアプリ体験談で、その人の素というか核がスッと出る瞬間が好き、という話をしたけど、今回しまるこさんと会って一番それを感じたのはこの瞬間だった。そうだ、これだ、この瞬間。人は、この瞬間に最も多くの情報量を発するのだ。それを見るために私は人と会うのだ。

 

 

 

 

 

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分かりませんけどね…

 

 

 

ーーー

 

そのあとまた少しキャッチボールをし、終えたところでカメラのある場所に戻ってきた。しまるこさんは近くにある大きな石と、撮影でスマホを立てるために使っていた石を2つ、何を思ったか遠くに投げていた。私はそれを後ろからぼーっと見ていた。

 

 

 

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なぜ投げる。

 

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とツッコみそうになったけどやめた。

 

Fuki「しまるこさんてたまにギャグなのかそうじゃないのか分かんないところありますね」

 

 

まぁ、何がギャグかと言ったらこの人が↓

 

↑こういう記事を真剣に書いていることがすでにギャグではあるんだけど…。

 

これだからしまるこさんのファンをやめれないぜ。

 

ーーー

 

ここまで読んで、みなさん、「うーん、なんだかよく分からないな」と感じたかと思います。正解です。まさに私もずっとそんな感情を抱いてました。

 

ほんとは、しまるこさんのもっと奥深くから何かを発見し、そのことを書く記事でありたかった。できることならしまるこさんがいつもやっている霊視をしたかった。でも私はこう表面的に起こったことをつらつらと書くしかできなかった…。

 

今回、しまるこさんに会って思ったことは、人のことなんて全然「分かる」ことはできないということである。しまるこさんは自分の心をあけすけなまでにブログで晒していて、私はそれをいつも読んでるし動画も見てるし、彼の思想や人となりをすごくよく分かっているつもりでいた。しかし、それほどまでに理解できていると思っている人でさえも、会ってみたら彼のことを全然分かってないことが分かった。

 

 

ああ分かんない分かんない

分かんないなぁとずっと思っていた。

 

 

なので今回みなさんに伝えられるのは、人がいくら文章を読もうが動画を見ようがコメントし合おうが、いくら会って話をしようが、結局は人のことなんてさっぱり分からないということです。「わけわかんねー。」まあだからか、最初はあんなに緊張していたのに最後にはまるで同級生と遊んでいるみたいにリラックスできたのだ…。

 

 

 

ーーー

 

夕方。高い山に囲まれた公園は、あっという間に薄暗くなった。

 

 

しまるこ「なんかFukiさんはよくニヤニヤしてるね」

会話の合間に黙っているふとした瞬間、そう指摘された。

Fuki「ああ、ちょっと、考えごとです」

しまるこ「友だちに言われない?よくニヤニヤしてるって」

Fuki「言われたことないですよ」

 

 

いや、あの日は確かにニヤニヤしていることが多かったと思う。主にこんなことを思い出して笑っていたのだ↓

 

 

まわるまわるよ走馬灯

 

しまるこさんは会ってる最中から思い出し笑いをさせるような人だった。上手く言えないけど、たぶん会ってみれば分かるけど、しまるこさんは実にそういう人だったのだ。

 

 

 

 

Fuki「しまるこさん、干支を全部言えますか?」

しまるこ「え?干支?」

 

私は人が干支を全部言えるのかというところに興味がある。何年か前に妹がバイト先の居酒屋で「干支を全部言えないお客さんがいた!」と報告してきて、「そんな人いるのかよ!」と大騒ぎしていたら、側にいた私たちのお父さんも言えなくてドン引きしたという事件があった。それからというもの、「世間の人は意外と干支を覚えるということを重視していないのかもしれない」との疑念がある。まぁ別に言えても言えなくてもどうとかはないのだけど。

 

しまるこ「うし…

Fuki「え…?」

しまるこ「え?」

Fuki「いえ…続きをどうぞ」

しまるこ「…うし…とら、…い、いぬ

 

しまるこ「へびもあったっけ?」

Fuki「へびもありますよ」

 

 

うん、「干支を言えるかどうか」は大した問題ではないのだろう。お父さんも言っていた、「覚える必要がない」と。確かにそうだ。特に必要はない。現に干支を覚えていない大人の男性2人がこうして何も困らずに生きてるんだから。むしろしまるこさんは干支を覚えない分、その脳力と感性をもっと偉大なものに捧げている。だから干支を完璧に覚えている私の方が無駄な徒労というか。そっかぁ…。夕暮れの山並みを眺め、遥かな気持ちになってしまった。

 

 

 

Fuki「しまるこさんはなにどしですか?」

しまるこ「うし」

 

と聞いて、うし?…ああ、そうかだから『うし』がいちばん最初だったんだな…。と思ってまたニヤニヤしてしまった。ニヤニヤする用事の多い日だった。

 

 

ーーー

 

てな感じで楽しい一日を過ごしました!しまるこさんはしゃべり方とか雰囲気とか、動画で見ているほぼそのまんまの人で、目の前で喋っているのを見ては「すごい。YouTube見てるみたい」と感心したものだ。

 

こうやってよく脳内で枠をはめて遊んでいた。

 

 

それにしても、あの憧れのしまるこさんが目の前にいるんだから、何か、聞きたいこと、言いたいことがまだあるんじゃないか!?思い出せ、思い出せ…と頭を始終フル回転させたけど、案外特に話したいことはなくって、どっちかというと下らない会話を提供するしかできなかった。それにしても、私は無駄なことをしゃべりすぎてたんじゃないのか…?何か、言わなくていいことを言ってしまったんじゃないのか…?!あの憧れのしまるこさんに会えたというのに…!ううう、いいや、忘れよう。私は帰りの電車の中でNetflixでダウンロードしておいた映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国』を見て気を紛らわせた。

 

 

ーーー

 

と思ってたらしまるこさんから一通のメッセージが届いた。日中、公園を歩いているとき、これからの漫画づくりについて話していて私が「最近『ショーシャンクの空に』の映画を見たら素晴らしすぎて、こんな映画がもう世の中にあるなら今後私が物語を作ったり何かを書いたりするのはぜんぶ無駄事じゃないかと思って落ち込みました」っていう話をしたのだけど、そのことについてこう送ってくれた↓

 

 

あと、言い忘れたんだけど、ショーシャンクの空は確かに名作映画だけど、俺にとっちゃFukiさんの漫画やブログ記事の方が面白いと思うから、中にはそういう人もいるから、Fukiさんが書かなくてもああいう名作映画があるからいいんじゃないかと思うのは、残念ながらまかり通らないんだ(笑)

 

 

うれしかった。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国』もかなりの名作だったんだけど、その感動も忘れ、たった数行のメッセージの方に心動かされてしまった。

 

まあ、一本の素晴らしい映画よりも、人は時にだれかの一言に救われたりもするわけで。みなさんも会いたい人には会った方がいいし、だれかに何かを伝えたいときは伝えた方がいいと思います。という話。(だったのか?)

 

ちゃんちゃん。

 

 

 

 

p.s.

この日のことをしまるこさんも記事にしてくれたので、ぜひ読んでみてください!

お互いがお互いの記事を読まないままに書いたので、同じ出来事を、違う人間による2つの視点から見ることができます。これは新しい取り組みですねぇ。私もこのあとじっくり読みます。嫌だなぁ。また表現の力量の差を見せつけられるんだろうな…。だいたい読む前から負けることは分かっているんだ。ではどうぞ↓

Fukiさんと山梨クラフトパークで遊んだよ! 自然観察の森編

Fukiさんと山梨クラフトパークで遊んだよ! キャッチボール編

 

 

 

 

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