「なるようになる」を信頼する。

こんにちは、Fukiです！

前回のブログ更新より7か月超…。いつものごとくお久しぶりになってしまって、いつもブログをチェックしに来てくれる方々、ごめんなさい。そしてありがとうございます。

一万字くらいの長い記事になります。気になるところからでも読んでくれたらうれしいです。

経過報告
・講談社の担当・Iさんとのやりとり
・モーニング・ツーにてデビューが決まりました！！
幼なじみの結婚式
恋愛状況
一人暮らし
これからの展望

経過報告

2022年度はスクール、家庭教師、漫画の繰り返しの日々でした。午前中スクールで授業をやり、午後は漫画を描き、夕方〜夜は受験生に教える…おおむねそんな毎日でした。

3月。受け持っていた受験生たちはみな無事進学。スクールは合併・移転が決まり校長先生はイギリスへ帰国。出会いに始まり別れで終わり、素晴らしいものをたくさん受け取った一年だったけど、やっぱり一番力を入れていたのは漫画のことで…。

講談社『モーニング』担当・Iさんとのやりとり

兼ねてより面倒を見てくれている担当・Iさん（40代男性）。講談社での賞を目指しネームの指導をいただいたのが去年6月。それから「分からない、分からない…」のどつぼにハマって連絡を取れずにいること数ヶ月…。あちらから連絡をくださりました。

取り組んでいるネームから一旦離れて、マッチングアプリ漫画『マッチ・ミー』の続きを描いてみたこと、それが他誌で受賞したこと、さらにその続編を考えていることを報告したところ、「その企画をうちでやらないか」と提案してくださいました。

主人公がリレー形式で変わっていく、マッチングアプリを題材とした読み切り36p×5話からなる連作短編。『モーニング』での連載を目指していこう！ということになりました。うれしかったです。

しかしここで私の力不足の壁に突き当たる…。私はまだ誌面掲載に耐えうるクオリティの読み切りをポンポン出せるわけでなく、とりあえず取り組んだ最初3話のネームを担当Iさんに投げていくも、キャラの欲望の不明瞭さ、展開の弱さなどを指摘され、直しては見せ、直しては見せ、の繰り返しを11月〜3月の間やっていました。（私も懲りないが、Iさんもよく匙を投げずに付き合ってくれたものだと思います(´；ω；`)感謝しかないです。）

積み重なってゆくボツネームの山…

苦しい…楽しいけど苦しい……の日々でしたが、4月上旬、ようやくIさんに「これで！」とOKいただけた作品を上層部のコンペに出していただき、そのうちとりあえず1話目のWeb掲載が決まりました！この反響がよければ続きの連載を諮りやすくなるとのこと。とりあえずは一歩前進！しかしこの半年間目指していた「5話の連載」が叶うのにはまだ段階を踏まなきゃいけないということが分かったわけで、嬉しい反面、半分ガッカリ。うーん……道のりは続く！

Iさんとのやり取りの中で、この5話にはすごく愛着が湧いてきたし、漫画を通して私が表現したいこともだんだんと見えてきた気がするので、目下、どんな形であれこの5話を完成させたい！というのが私の目標です。

そしてこの半年で一番思ったのは、「なるようにしかならない」ということ…。

今回ネームをたくさん書いて、頑張った、つもり。力を出してるつもり。もっとできたはず、とは思わない。

それで、自分の「全力」をやってみて、投げてみて、「ダメ」と言われればそれまでだな、と思ったわけです。今回は掲載してもらえたけど、これで反響が全くなかったら、それはもはや私がどうにかできるものではないな、と。

道を開くのは自分自身だと思っていた。道を選択するのも、その道が閉ざされたときにこじ開けるのも、すべて自分の意思と努力次第だと思っていた。

この一年苦しかった。うーん、うーん、分からん分からんと唸り続け、唸り続けること以上の努力はできなかった。これが、例えばすごく漫画の才能やセンスがある人だとしたらとっくに担当がオッケー出したり連載が決まったりしてるんじゃないか？とか思う。

んで、その人になりたいと思うことは、私の意思がコントロールできる範疇を超えている。そんなことに気付くと、ふと、私はこの道（自分の思い描くものや理想）を開くことに執着して自分の時間も精神も削って、それって何か意味があるのか？と思った。努力は大切だと思うけど、努力をした後でさえ結局「なるようにしかならない」のに。

今回掲載が決まったあとでもこの疑念は晴れなかった。ある、なんでもないふうに見える背景に2時間くらい時間をかけて書いていると、「私は人生の時間を無駄にしているんじゃないか」と恐怖に駆られる瞬間があった。もっと、違うことに時間を注げば受け取れる、違った幸せがあるんじゃないかと。

それでふと、流されたい、と思った。

もっと私のいるべき場所、やるべきことがあるのだとして、そっちの自分の方が幸せだったりするのなら、私をそっちに導いてくれと思った。

導かれることについて。

幼なじみの結婚式

原稿の提出を終えた6月始め。友人の結婚式があった。

みさきちゃんは3歳からの幼なじみ。大好きな友人で、彼女は短大卒業と同時に地元の会計事務所に勤め、今でも勤続、その職場の上司に紹介された一つ歳上の男性と6年ほどお付き合いののち結婚した。

みさきちゃんと過ごす時間は私の人生の宝だ。思い返せば大学時代はお互いに彼氏がいなかったことで、「私たち、普通の人と何が違う？分かれ道があったとしたらどこにあったの⁈」とか言って笑い合ってたよね。

王将2時間→喫茶店2時間が今もお決まりのコースだね。

そんな彼女も晴れて結婚。素晴らしい結婚式だった。うれしかった。結婚式があんなにいいものだとは思わなかった。幸せなオーラしかなかった。本当に呼んでくれてありがとう！！！！！

みさきちゃんの友人枠として同席した中学時代の旧友2人にも会った。そのうち1人は去年結婚したし、もう1人は高校時代から付き合っている彼氏と同棲を始めたという。

式の帰り。会場から出て階段を降りるとき。その2人はそれぞれのパートナーが迎えに来てくれた車に向かい、私はひとり、6月の生ぬるい風を浴びた。

私はどこに立ってるんだろう？

私だけが違うと思った。

いや、違うはずがない。みさきちゃんも、旧友2人も、「なるようになった」結果が今だ。そして私も。私とみんなに本質的な違いはない。どちらかが桁違いの努力をしたり、どちらかだけが幸せの秘訣を知っているわけではない。

同じ土地に生まれ、同じ時間を過ごし、それぞれの、どこからともない風になびかれて「なるようになった」人間同士だ。

だから私は、流されようと思った。

「なるようにしかならない」そよ風に。その先に幸せの大差なんてないと思う。だから私は、今回の漫画の掲載の結果を待つし、そのあと編集さんが何を言ってくるかも任せるし、私は私で、流れに乗るよ。

こんなことを言うと目標を捨てたみたいで、「え？漫画を辞めるの？」「人生方向転換？」と思われてしまうかもしれないけど、それを言ったらヨーロッパから帰ってきて4年、今までなんだかんだ漫画を描くのをやめなかったことだって「なるようになった」結果なのだ。漫画書くなんてとんでもなくめんどくさい作業、こんなのは辞める決意をするタイミングがありすぎる。思うように書けなかったり、それでも無理やり書き上げてゴミ漫画が出来上がったり、賞が取れなかったり担当の人から何度もボツをくらったり。

それでも今でも辞めてないのは、これもまた、「なるようになった」からである。私のコントロールできないものによって。

はい！じゃあこれからも、私の意思とは関係なしに私はなるようになるのだ。

だから安心して進めばいい。日々を笑顔で過ごせばいい。なるようになること。それは運命の放棄ではなく、迎え来る運命を喜んで受け取ることである。だから楽しみなことだと思える。

恋愛状況

結婚式場の階段で「あたしは他の人と何が違う？」の風に吹かれた私ですが、さてはもしや恋愛の方は相変わらずなのだな？とお気づきになられたと思いますが。

はい、そうですけど…?

でもそれなりの出来事はありましたよ！それは追々、書いていきます。

一人暮らしを始める

それはそうと、ついに始めました、一人暮らし。去年まで勤めていたスクールの移転をきっかけに、その近隣にアパートを借りました。

部屋を借りずとも実家から通えなくなる距離ではなかったのですが、まあ、あくまで「きっかけ」です。

ヨーロッパ旅から帰って実家に暮らすこと4年目。一人暮らしのための物件はちょくちょく探していた。しかし同居しているおばあちゃんの治療のために頻繁に病院に連れて行かなきゃいけないし、飼い犬も高齢だし、家にいてやるべきことはたくさんあるし、、、と、こうして家を出るタイミングを見計らいつつ悶々としていたのだけど、いい、今だ！アパートは家の近くに借りて週に2〜3回帰ってくればいい。場合によってはそれ以上。実家の状況が悪くなったらいつでもやめればいい。かえって、一人暮らしが不可能でないのは「今しかない」のかもしれない。「ここで人生を一歩変えるカードを使いたい」みたいな欲望が出てきて、「今だっ！！」と思ったので、衝動的に決めました。

しかし…衝動ゆえに契約の際にお金のことで心が振り回されることになりました。

恐怖の賃貸契約

一人暮らしは大学のときにもしていて、何度か引越しと家賃契約の経験はしているので、初期費用がある程度かかることは知っていた。あれから6年くらい？

今回、「何このお金？」という出費が多かった。

まず保証金とやら。今は連帯保証人を立てずに保証会社に保証してもらうことを必須する時流らしい。

保証？何を？私は連帯保証人になってくれる人はいるし、十分な預金残高だって見せているじゃないか、、なんなら1〜2年分家賃を前払いしたっていいんだよ？！なのにどうして見ず知らずの人に35,000円（2年間）払って私のことを保証してもらわなきゃいけないんだ？

加えて腹が立ったのは「24時間安心サポート」というやつ。（2年間で20,000円ちょい）

物件紹介の際にはこのサービスに加入必須とかは言われていなかったのに、契約の際に初期費用に載せられていたため、疑問に思った。

私「24時間サポート？これは何ですか？」

不動産屋「水回りのトラブル、鍵の故障など急なトラブルの際にいつでも専属の業者が駆けつけてくれるサービスです」

私「急なトラブル…。なるほど。このサービスへの加入は契約にあたって必須なんですか？」

不動産屋「……厳密にいえば必須ではありません。しかし鍵を無くして家に入れなくなったとか、お湯が出ない、水が使えない、となったときに、大家さんが瞬時に対応してくれるとも限りませんし、まあ、安心のためにみなさんに加入をオススメしているんです」

私「なるほど…。でも、私は実家が近くにありますし、大家さんも近隣にいらっしゃるとのことですので、急なトラブルが起こったとしても直ちに困った状況にはなりにくいかなって思うんですが…」

不動産屋「まあ、そうかもしれません。しかし災害時には大家さんにも連絡が立て込みますし、、それに、2年間加入してみて、「これどう考えてもいらないだろう」って思ったら更新時に加入を外せばいいです。ですから、一旦入っておいたら安心かなって思います。トラブルにつけ込んで高額な修理代を請求する悪徳業者もいますし、緊急時どこに連絡すればいいか分からないって状況も防げますから」

私「そう…ですか。。まあ、そうかもしれません…」

あそこで食い下がらず「いや、必須でないなら外してください」とキッパリ言えば外してもらえたと思う。初期費用に最初から組み込まれていなければ入らなかったサービスだったし、しかし後から調べたら「サービスを一回利用すれば元は取れる」とかいう見解もあり……。どうだろう？でも考えてみれば大学生活4年間でもそんなトラブルに見舞われたことは一度もなかったよなぁ。まあ私が納得して判子を押したわけだけど、別にいらなかったんじゃないか？と思う。

私「この消毒料というのは？」

不動産屋「2種の薬剤を使って部屋の配管をきれいにするものです」

私「このクリーニング代とは？」

私「前住民の退去費用の中に組み込まれているものとは違うのですか？」

私「家賃の自動振込に月550円？自分で振り込むのではいけないのですか？」

私「結局どれがオプションでどれが必須なんですか？」

私「よく分かりません。簡潔に、これを払わなければ契約させてもらえないという条件だけ教えてください」

↑もうここらへんは後から考えたら出てきた文句であり、契約時にはそんなに機転が利かなかった。

こうしてすいすいすい〜〜と、お金が吸い取られていった。先日の友人の結婚式に付けていくアクセサリーをメルカリで購入する際には100円単位の差ですっごーーーーく悩んでいたくらいの私なのに！よく分からないお金が2万3万と吸い取られていく。ひぇ。不動産屋さんに行く前にしっかり調べて、契約時にはほぼ戦闘態勢で臨むべきだったな。足元見られた感じがする。まあいい、勉強と思おう。

それにしても今回の件で一番身に染みたのは、この社会において「独り身」というのは弱い存在として見なされるのだ、という点である。

身、ひとつ。

身体ひとつが、壁に囲まれたトイレ付きの一つの空間に住みたいと言っただけなのにカモになった。やれ火災保険だ保証会社だ……実家に暮らしていた今までと何も変わらない身体一つが、急に私の身を保証するためにお金を払わなくちゃいけなくなった。

「何かあったときのために」

そのとき助けてもらうために月800円を払うのだ。

「火事を起こすかもしれないから」

月830円を払うのだ。

「家賃滞納するかもしれないから」

月1,500円払うのだ。

（待って。こう書くと鬱になりそう。）

へー、この社会では、人が「孤立」するときお金が生まれるんだ。

そう気付いた。

助けてくれるその手が「金を出せ」と言っている

私「あの、この『ファイテック消化器7,150円』というのは？」

不動産屋「火災が起こった際に火元に投げるタイプの小型消化器です。お部屋に設置していただきます」

私「はぁ。」

（後から考えたらこれの購入も契約で義務付けられてるものではないから、言えば買わなくてよかったはずだ！）

あのさ、こんなことして、楽しいかなぁ？！

購入が必須でもない消化器を、特に説明のないまま契約書に載せて、後から調べたら１つ5,500円のファイテック消化器を当然のように7,150円で売りつけて（しかもメルカリだと2,000円弱で買えるじゃんね！）、楽しいっ？？！！！そんなことして、楽しいですか⁈⁈‼︎

ふーん、みんな詐欺みたいなことしてんだな。

いかり！！！！！

…さて私はこの一件で、今までぎゅっと握りしめていたお金が淡々と吸い取られ、そのほとんどが実際には無駄なお金だと気付いたってわけだけど…

しかし私は不思議と、「損した」とは思わなかった。

ただ・・・

「ああ、お金に意味なんてないんだ」

と思った。

そりゃムカつく。初期費用のうちオプションのものを「オプションです」ってちゃんと言ってくれなかったあの宅建士さん。私の身元確認のために電話してきて、ついでに電気契約の営業をしてきた保証会社の人。なんの権限があって、関係のない電気の営業を今私にしてくる⁈だれがだれにお金払ってあなたは私にっ⁈⁈みんなグルじゃん！！！そこまでしないとお金回せない段階に来てるんだな、日本。経済の限界を感じたよ（何を偉そうに笑）

24時間サポートも、ファイテック消化器も、ムカつくムカつくムカつく……。

でも……

みんな大変なんだ。

同じ社会に生きているんだ。あの宅建士さんも保証会社の営業マンも、きっとみんなどこかで理不尽なお金を吸い取られてるんだ。そうやって社会は回ってるんだ。じゃあお互い様じゃないか。

私を内見から契約まで担当してくれた林さん（おそらく私よりも歳下の女性）は、お昼に何食べてるかと聞いたら「コンビニで買ってきて事務所で適当に食べます」と言っていた。繁忙期は残業は当たり前だと言っていた。だから私は内見終わりに車の中で、彼女にカフェオレを一本あげた。

そうなんだ。5,500円のファイテック消化器を説明もなしに7,150円で売り付けてくる皆さんが（しつこいよ笑）、いつも近所の鰻屋さんでお昼を食べて、午後はオフィスで昼寝してるんだったらムカつくよ！！でも、そうじゃない。みんな、大変なんだ。

だから、許す。

でも、こんなことみんな一斉にやめちまえよ、とは思う。安心すらもお金で買う時代。お金を出さなきゃだれも助けてくれないの？みんなそうして成り立っている。だったらせーのでやめちゃえばいいのに。

だから私は言ってるんだ。野原に住みたいと。何も持たずとも、何も約束しなくとも、太陽と地球と生きていけたらいいのにって。

『大きな窯』より

（と言いながら物件借りてる私だけど笑）

みんなこうして訳の分からないお金を奪い合って生きていて、そしてそこに実は意味などないのなら、私はせめて、愛をもってお金を流そうと誓った。私のあげたファイテック消化器の差額2,000円の一部が（しつこいって笑）、林さんが週末仕事終わりに買うご褒美のケーキになるのなら、それは愛だよ。引越し者の情報としてサカイに私の電話番号を流したことで（契約後サカイからの電話がしつこかった！）、サカイからわずかに利益が得られるとして、それが私に24時間サポートを半ば無理やり入らせた宅建士さんの小さな娘さんの誕生日プレゼントになるのだとしたら、それは愛だよ。

目に見えないものだから。

意味のないものだからこそ。

そうやって社会ができているのなら。

せめて、愛をもって流そうと思う。

でもね！！！！

この契約2年間を終えたら私はかなりの確率で二度と一人暮らしはしないと思うよ！！！（少なくとも同じ不動産屋では契約しない！！！）

私はこの不動産屋さんには感謝してるんだ！！だって今回生まれて初めて「結婚したい」って思えたんだから！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡結婚とは言わずともパートナーでも家族でも、誰かとリスクを分かち合いお金のやり取りなしに助け合うことは合理的な生き方なんだって、初めて気付いたんだから！！

契約書に判子を押した帰り道…私の心はズタボロだった。現実を見せつけられ傷心した女性が一人。涙目で自転車に乗って風を切り、すれ違う人の前でおもむろにブレーキをかけ、キキィッ！！「ねぇ！私と結婚しないっ？！」って言いたかった。

なんかジブリのワンシーンみたい。（←どこがww）

「ねぇ、助け合って生きていこうよ。」

水道を分かち合い家財を分かち合い（そうすれば下水道料金も火災保険も半分で済むんでしょう？！）リスクを分かち合って暮らそうよ。この身が資本になる前に、無償の絆で繋がろう。鍵を無くして家に入れない雨の夜にはそうだね、一緒に雨やどりをしよう。24時間サポートに月800円払う代わりに、400円のコーヒーを２つ買って笑おうよ。それはとても、愛だと思うよ…。（ぐすん。）

こうして私は、誰かと生きることの利点を、合理的に論理的に見つけたのでした。

こうして一人暮らし始めて早々一人暮らしをやめる方向に気持ちが向いているのですが、でもまあ、、やってみるよ。ここでしかできないことが、あるはずだから。

駅から徒歩15分の、収納なしワンルーム（1Kじゃないよ、ほんとの1Rだよ！笑）の可愛い部屋です。

玄関からバスルームのドアまでひと繋がり。

部屋の横には田んぼと山並みが広がっていて、引っ越しが終わった日には窓からカモの親子が見えた。私はそれを祝福と受け取った。（雨の夜は彼らはどこで休んでいるのだろうとか余計な心配事は増えたけど…）

ということで…

『雨やどりをしよう。』再始動します！

再始動といっても大きく変わるわけではないのですが、、デザインを変え、広告を消しました。自由に気ままに、みなさんまたお立ち寄りください。コメントにも定期的に返信していこうと思うので、お気軽にお寄せくださいね！（前の記事のコメントに返信してなくてごめんなさい…！読ませていただき、大変元気をもらいました。）

これからの展望

何かの折に目標を書いておくと、ふと振り返ったときにいくつかが叶っているということが多かったので、今回も書いておこうと思います。

①「マッチ・ミー！」5話の連作を完成させる

とにかく残り4作のネームを仕上げること。今まで目指してきた通り『モーニング』や『モーニング・ツー』で連載させてもらえたらいいけど、最終的な舞台にはこだわりません。とにかく自分の納得のいく形で全部完成させること！そして原稿料をもらいたいです。

②エッセイ漫画『雨やどりをしよう。』続編を書く

就活期〜ヨーロッパ旅まで辿ってきたエッセイ漫画…。続きを書くことに気分が乗らず、下書きだけ書いてずっと放ってあったのですが、着手し始めています！そして帰国後編を書いていきたいです。

あとは…なんだろ。特にありません。

生計についてはまぁ、一人暮らしを始めたことで支出が何倍にもなりましたが、今のバイトや家庭教師、農園のお手伝いなどをぼちぼちと続けていこうと思います。仕事のことはあまり心配していません。

というのも、今回の読み切り漫画掲載を経て、ある程度の金額がいただけるということを経験したのがあるからです。例えばこの1作分を年間12ヶ月で割ったとして、毎月ちょっとしたバイトするのと同じ分にはなるので、じゃあこのような読み切りを年にいくつか掲載させてもらえたら、漫画が十分「仕事」として頼れる存在にはなるのだな！という感触を得ました。それで自信がついたというか。

「見通しが甘い」「そんな何度もチャンスが巡ってくるとも限らない」「他の仕事のキャリアも積んどいた方がいいかも」とか、不安の声は思いつこうと思えば思いつけるのですが、今は、「や、そんなん知らないよww」という気持ちです。不安になりたくなった時が来たら、その時考えます。

そう、「なるようになる」風（かぜ）に身を任せます！良くも悪くも。今の生活は今の生活ができなくなったときに辞めますし、漫画だって漫画よりも夢中になれるものが現れたときには辞めるのでしょう。それが「流れ」だと思います。

がんばるけれど抗（あらが）わない。

「なるようになる」を信頼する。

そうやって進んでいこうと思います。

みなさんいつもありがとうございます。