昨夜、アドベンチャータイムの主人公、フィンにプロポーズされた夢を見た。
「結婚しよう!」
ああ、カッコよかったな。キュンとした。
出典:https://w.atwiki.jp/pata3finn/pages/4.html
ま、いい。その夢を見たことは別にいい。
問題は、夢の中の私が1秒も待たずに「はい!!!」と答えたことだ。
現実に、私は結婚したいとはっきりと言えるほどにはその願望はない。これは強がりでもなく、本心でそう思う。どっちでもいい。というか、する時にはするだろうし、しないならしないだろう、と思っている。状況次第、成り行き次第だし、仮に将来どうしても結婚しなければいけないという状況が生まれても、婚活パーティーにでも行けばできると思う。相手もそのつもりでその場に来ているんだから、簡単なことなんだろうと思う。
それよりも、「結婚」って覚悟がいるよなぁ、と思っている。「夫婦」となれば、ちょっと気分転換に別居しよう、他の人に恋してみよう、なんてことは許されない空気がある。それに、離婚するとなったらだいぶ揉めそうだ。いろんなことが、始める時よりも辞める時の方が大変だ。例えばバイトなんかも、始める時より辞める時の方が断然エネルギーを要するでしょう?学生時代のカップルのお付き合いも然り。
だから、リアルな世界で「結婚しよう!」と言われたら、私はまず色んなことを想定してしまう。
どうしようかな、結婚したらどこで暮らすのかな、相手は子どもが欲しいのかな。今「はい!」と即答したら相手に舐められるかな、それによって私の立場が弱くならないだろうか、、それに今すぐ「結婚」という形式にこだわらなきゃいけない理由はあるのかな?相手はすぐに私に飽きるんじゃないだろうか、私はこの人にすぐ飽きるんじゃないだろうか。そしたらどうしよう。結婚したら、死ぬまでこの人と一緒!それは可能か。即決は禁物、、、、うーーーんちょっと待って、「ちょっと考えさせて。」
これが私の予想するところのプロポーズのシーンです。なんとも打算的でいやな感じ!しかしあの夜、夢の中で私は、フィンに「結婚しよう!」と言われて1秒も待たずに「はい!!!」と答えた。
出典:https://www.looper.com/171793/what-you-need-to-know-about-the-adventure-time-revival/
夢は潜在意識を表す。私は実は、結婚を望んでいるのかもしれない。
:https://www.reddit.com/r/adventuretime/comments/au9bqb/i_think_finn_looks_a_bit_better_with_his_hair_out/
考えてみる。私はフィンと結婚したいだろうか?フィンのことは好き。勇敢で、思いやりがあって、ユーモアもあって、私はフィンが好き。男の子としても。私とは釣り合わないくらいにすてきな男の子。だけど、、結婚て!!
フィンと、ツリーハウスで暮らすのは素敵なことだと思う。月明かりがきっと、木目を照らして。暖炉が部屋を温める。静かな草原。
でも人生とは、そうロマンチックな瞬間だけで出来てる訳じゃなくて、フィンにも私にも「昼」がある。結婚しても、日中何して過ごしているか?お互い違った身体を持つ1人の人間同士として、何がしたいか?何が好きか?ってことは変わらない。
ならば結婚て、なんのためにするんだろう?
夕方から朝までの時間を共有するってことしか、変わらないんじゃないかと思う。
出典:https://eiga.com/news/20160930/14/
フィンが結婚したとしても、フィンは今まで通りにアドベンチャーをすればいい。私は今まで通り、まあバイトしたり漫画描いたり散歩したりするだろう。フィンも私も、フィンと私でしか在り得ない。なのに、結婚してるが故にフィンが森の中で眠りたい日に「家に帰らなきゃ」って思わなきゃいけないなら、、私のために「こうしなきゃ」ってことがあるとしたら、そんなのって何の意味があるんだろう。
出典:https://www.cartoonnetwork.jp/cn_programs/view/01234
つまるところ、私は結婚することで彼に制約を与えたくないんだ!!私の存在が、彼の人生の可能性を狭めたくない。それは一概に、そうして彼が損失した分の何かを、代わりに私が与えられる自信がないからなのかもしれないけど…。ああ、私はまじにフィンに恋してるのかもしれないな笑
出典:https://animeanime.jp/article/2017/05/17/33898.html
とにかく、やっぱり「個人」がなくちゃ!と思う。夫婦である前に、一個人同士でいたい。だから突き詰めていくと、私はフィンと結婚しなくていいって結論になる。
フィンはフィンで、洞窟を探検すればいい。火星へ旅に出ればいい。私はフィンの人生そのものを、今よりもっと充実させる力なんて持っていない。フィンはフィンであることしか、フィンを満足させない。私は私で、フィンと結婚したって、ツリーハウスで暮らすってことぐらいしか変わらない。なら、フィンが私と結婚しなきゃいけない理由なんてあるのか?ないよ…。
仮にフィンの結婚したい理由が「老後寂しくないように」とかであれば、フィンは将来、狩りの魔法使いと一緒に森で暮らせばいいと思う。彼女はフィンと同じ冒険者だから、きっとフィンを理解する。2人は助け合い、ずっといい友達でいられると思う。
https://bokete.jp/odai/tag/%E7%8B%A9%E3%82%8A%E3%81%AE%E9%AD%94%E6%B3%95%E4%BD%BF%E3%81%84
右。
私は…何かに飢えていない自分が不安なんだよ…。欲しかったもので満たされたら、自分は弱くなって、何もかもがどうでもよくなってしまう…。魔法使いが弱さを見せたら、狂気と悲しみに引きずり込まれる。
ねぇ、フィン!私のフルートも、あんたのためだった。
ー狩りの魔法使い
彼女はとってもカッコイイ女の子。
だから私はフィンと結婚しなくていい。し、私も別に誰とも結婚しなくてもいいと思う。なのにフィンに結婚しようと言われたら、私は「はい!!」と言ってしまう。
なんなんだろうー。
あ、あけましておめでとうございます!新年早々妄想ブログをスミマセン。
今年もよろしくお願いします^ ^
あけましておめでとうございます。
結婚について。僕は既婚3年目ですが、最初から「別居婚」です。妻(Fukiさんと同年代)とは5年付き合ってから結婚しましたが、お互いに「子供はいらない」「一人で過ごす時間が絶対に必要」な人間同士だったのでじっくり話し合いして、そういう結論に至りました。(最近知ったのですがDINKsというらしいです)お互いの家に行っても泊まる時もあれば帰る時もあります。「なら事実婚でいいんじゃ?」と思われるかもしれませんが、たぶんそれでも良かったです(笑)思うに結婚自体は只の紙切れ一枚の「契約」なんですよ。その「契約」を日常生活の中でどう展開させていくのかはその夫婦次第というか。結局は他人同士なんですから、結婚しても「個人」が一番大切というのは同感です。僕らは稀な例かもしれませんが、そういう夫婦もいるよということで。結婚生活、それなりに楽しいですよ。自分語り申し訳ありません。
今年もFukiさんのブログや漫画、楽しみにしてます。
naokiさん、あけましておめでとうございます^ ^
なんとっ!!!!!!今年初びっくりです。結婚にはそんな形もあるんですね。私の視野がいかに狭いかと痛感しました。そしてそういう形で結婚生活を送られている方が現にこんな身近にいるということにも、ある意味勇気づけられるというか。うーん、こうなったら私もフィンとの結婚をもうちょっと真剣に考えてみようと思います。まじに笑
貴重なお話をありがとうございます。今年初、ためになりました。「人と違う」ことはつくづく、誰かの希望になるんですねぇ。
2021年もよろしくお願いします^ ^!
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