私は食器は洗剤で洗わなくてもいいと思っている。
前に洗濯マグちゃんの記事で書いた通り、私たちは家事の多くをイメージで行なっている気がする。洗濯とは洗剤と柔軟剤を入れて洗濯機を回すことだ。食器洗いとはスポンジで洗剤を泡立てて食器に泡を付けてそれを流すことだ。とか。
食器をあわあわいっぱいで洗って、流していると、一体汚れを落としているのか泡を落としているのか分からなくなるときがある。
最近、環境活動をやっている縁で出会った、ある方に教えてもらった。
『洗剤に使われてる界面活性剤ってあれ、石油なのね。洗剤をスプーンに入れて、ライターで火付けるとね、黒い煙出して燃えるの。ねえ怖くない?』
なるほどそれにお皿を漬けて、そこにご飯よそってると思うと怖い。
洗剤が環境や人体に「いい」ものだとはあんまりみんな思っていないと思うけど、一つ困るのは、いわゆる「エコ」とか「環境に良い」成分で作られた製品は値段が高いことが多々あることだ。環境に優しくありたい、安全なものが使いたい、それだけなのになんで洗剤に1,000円近く払うとか、目に見えないハンデを自ら進んで負わなきゃいけないのか。そりゃ、100いくらで買えるジョ◯とか買いたくなります。みんな使ってるし。
安全なものを使いたい!でもリスク負いたくない!
そこでおススメなのが重曹とクエン酸です。お掃除道具の定番ですが、どちらも人体に無害な物質である上、安い、お求めやすい!調べたところ
重曹→油汚れなど酸性の汚れ
クエン酸→アンモニアなどアルカリ性の汚れ
を中和させ、その汚れを落とす特徴があるみたいですね。私は重曹水でお皿とか洗ったりします。まあ油汚れに関しては界面活性剤にはどうしても劣るけど、気分的には断然いい。
そして意外と盲点かつ原点であるのが、「野菜中心の食生活に切り替えること」、これが油ものの食器を出さない、一番効果的なことだったりします。
経験上、食器に頑固な汚れを残すのは、カレーとか、ステーキ、生姜焼きとか、「動物性」の油。近年は環境問題への取り組みから個人的に肉食を避けているのですが、洗い物が圧倒的に楽ですね。味噌汁とか。豆腐とか。野沢菜のお漬物とか。大豆ミート。へちまたわしで皿撫でてゆすぐだけで、あれ?もうこれでいいんじゃない?と。
「いやいやそれは衛生上!」とか言うなら洗ったあと食器にアルコールかけておけばいいんじゃないですか。果実酒用のホワイトリカーでもいいし。
考えれば考えるほど私たちは「別になくてもいいけど、なきゃいけないと思ってるもの」に囲まれて、お金を奪われている。洗濯洗剤に始まり食器用洗剤、シャンプーとか。リンスだのうんぬん。
私は「家事は義務でやらない。主観でやるぞ。」ってことだけは決めてます。だれに何を言われよーと。
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